「TOUCH/タッチ」、「glee/グリー」に出演した日本人女優ミヤタ・メイ来日インタビュー [その1]

ロサンゼルスを拠点に活動する日本人女優ミヤタ・メイさん。2012年にはキーファー・サザーランド主演話題ドラマ「TOUCH/タッチ」に出演。さらに最近では人気海外ドラマ「glee/グリー」に出演するなど、活躍を続けている彼女が来日し、TVグルーヴのインタビューに答えてくれた。

おちゃめでキュートな一面と、真面目で努力家な一面を持ち合わせるメイさん。そんな彼女がハリウッドで女優を目指すに至ったキッカケや、「TOUCH/タッチ」、「glee/グリー」の出演、そしてこれからの挑戦について、くわしく語ってくれた。

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Q. 女優を目指そうと思ったキッカケを教えてください。

A. 元々語学留学をしにアメリカに行ったんです。オーストラリアやイギリスなど、他にも候補はいくつかあったんですが、ロサンゼルスが一番安かったので、そこにしました。留学先がハリウッドにすごく近くて、普段の生活でも頻繁に俳優さんや監督、プロデューサーに会うような環境だったんです。そんな中、業界の方に会って話を伺う機会に恵まれて、ボイストレーニングやダンススクールに通ったりするうちに、「自分でも女優を目指していいんだ」と思うと同時に、前向きにチャレンジしようと思うようになりました。


Q. ドラマ「TOUCH/タッチ」に出演した経緯を教えてください。

A. 「TOUCH/タッチ」のオーディションを受けたのは、活動を始めて半年ぐらいのとき。それから約2か月ぐらい経ってコールバックの連絡があったんです。それまで受けてきたオーディションがなかなかうまくいかずに落ち込んでいたんですが、1年間はがんばろうと決めていて、あと2か月で1年経つので、帰国を考えていた矢先でした。一次オーディションから長らく連絡がなかっので、すっかり落とされているんだと思ってました(笑)。そのころからオーディションに受かるようになったり、コールバックに呼ばれるようになってきました。


Q. 「TOUCH/タッチ」出演時の面白エピソードを教えてください。

A. テーブルリーディング(台本の読み合わせ)をさせてもらいました。第1話の出演者が横一列に並んで、衣装関係の人を始めスタッフもみんな集まって、それぞれ自分のセリフを台本通り読み上げていく作業だったんですが、そこで初めてキーファー・サザーランドに会いました。でも、しばらく同席していることを知らなくて、途中「あれってキーファーの声じゃない!?」って気付きました(笑)。でも横に並んでるから、身を乗り出して覗き込むわけにもいかず。もったいないことしたな～(笑)。


Q. 撮影初日はどんな感じでしたか?

A. 撮影初日はトレーラー(撮影の合間に俳優が待機する場として用意される移動式の車両)を探索しました!トレーラーには冷蔵庫、シャワー、トイレ、テレビ、ソファー、おっきい鏡、それから当日着る衣装がかけてあって。撮影はダウンタウンにあるステイプルズ・センター横のノキアシアターLAライブ、マリオット・ホテル、でした。最初に出演したトイレのシーンは、マリオットのトイレで撮影してます。一日で日本のシーンを撮る予定で私は3シーンとも関わっていたので午後3時から夜中の2、3時ぐらいまでかかって、ごはんを食べる暇もないぐらい忙しかったです。


Q. 「TOUCH/タッチ」の衣装は“原宿ガール”をイメージしているそうですが、実際に着てみた感想を教えてください。

A. 「え、これ着るの?」ってビックリしました。制服っぽい衣装と、“原宿ガール”の衣装がありましたが、いくらコールガールの役とはいえ、コレは痩せなきゃヤバいなーと思いました(笑)。スカートが短いし、上のシャツも衣装合わせのときに、どんどん丈が短くされちゃってて。あのヘアとメイク、だいたい2時間くらいかるんですよ!厚底の高いヒールを履いていたので、動きにくかった事もありました。


Q. 撮影で大変だったエピソードを教えてください。

A. 尾崎英二郎さんと共演したホテルの一室でのシーンは、引きのカメラが一切なくハンディーカムからのアングルになっていたと思うのですが、あれは実際に私がカバンから手に持ったデジカメを落として、監督がそれをキャッチして撮影し続けていたんです。そのカメラを落とすタイミングがすごく難しくて。背景に映っている電光掲示板はプロダクションが買っていた時間だけ日本語が映るようになっていたので、どんどん撮り直して必死でしたね。


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「TOUCH/タッチ」、「glee/グリー」に出演した日本人女優ミヤタ・メイ来日インタビュー [その2]

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