「TOUCH/タッチ」、「glee/グリー」に出演した日本人女優ミヤタ・メイ来日インタビュー [その2]

「TOUCH/タッチ」、「glee/グリー」に出演した日本人女優ミヤタ・メイ来日インタビュー [その1]

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Q. 留学して数か月からオーディションなどを受け始められたそうですが、苦労したことはありましたか?

A. 私は見た目が親しみやすい、“そこらへんにいる女の子”タイプだったので、オーディションに呼ばれる機会は結構ありました。でも、渡米してアクティングを初めてまだ3～4か月で、オーディションの際の細かい指示を理解するのにひと苦労しました。理解するだけじゃなくて、そこで指示された内容を覚えて、その上演技までしなきゃいけない。それがものすごく大変で、最初の10か月ぐらいは失敗することばっかりでした。

練習ができないコマーシャルはもとより、事前に台本が送られてくる映画やドラマのオーディションであっても、いざその場に行ったら想定していたことと違う指示をされることなんて日常茶飯事。「ここはこうして」「こうじゃなくてああして」と言われたときに、臨機応変に対応できる柔軟さが大事なんだということを学びました。


Q. ドラマに出演するようになって、考え方などで何か変わったことはありますか?

A. もともと日本で音大を卒業してからアメリカに留学したんですが、またこっち(米国)で声楽を学び直しに大学院に行ってミュージカルを学びたいなと思っているんです。演技を学ぶようになってから、“表現する”という意識を持って音楽に向き合うことができるようになったんです。それがとっても新鮮で、すごくうれしい。


Q. 「glee/グリー」に出演されたようですが、そのことについて聞かせてください。

A. すごく濃いキャラばかりが集まったアダムス・アップルという11人のグループで、ダレン・クリスの親友ジョーイ(・リッチャー)や、「Glee プロジェクト」の最終候補者、米アカペラコンテスト番組「The sing-off(原題)」出場者とかと共演しました。「glee」オーディションを2回受けてやっと出れた、念願の出演でした。音大ではオペラをやっていたので、歌はできる方でしたが、ダンスは苦手だったのでセンター近くで踊るのが嫌でしたね。でも共演者がみんな振付とか優しく教えてくれて。撮影前に一日踊りのリハーサルがあったし、撮影当日は腰が痛くなるぐらい踊りました。

最初に受けたオーディションは、シーズン4第1話でレイチェル(リー・ミッシェル)がNYADA入学後初めてカルメン・ティボドー教授(ウーピー・ゴールドバーグ)の前で「アヴェ・マリア」を歌う役でした。でも緊張して、自己紹介のセリフをかんでしまったんです。そしたら、キャスティング担当の方が「メイが歌えるのはわかったから、ちょっとセリフの練習してみよう」って言ってくださって。何回も練習に付き合ってくださって、優しい方たちに恵まれました。

結局その役では出られなかったけど、そのオーディションで「アヴェ・マリア」を歌ったことで覚えてもらえていて、次のオーディションに呼ばれた時に「君に来てほしかったんだよ」って言ってもらえたのが本当にうれしかったです。


Q. 今後はどういうことに挑戦していきたいですか?

A. まずは色んなことに挑戦してみたい。まだ「女優」という実感はないけど、仕事として挑戦していけるように、音楽も演技も磨いていきたいと思います。今年1月初頭まで小さいシアターでのミュージカル公演に唯一のアジア人として出ていたんです。これからは、こういうミュージカルなんかにももっと挑戦していきたいと思っています。「glee」にもまた出たいです!


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■放送情報:

「TOUCH/タッチ」

AXNにて2014年1月20日夜10時～レギュラー放送開始!

詳細・加入はコチラ↓↓↓
//axn.co.jp/promotion/sptv201312/


■DVDリリース情報:

「TOUCH/タッチ」

2014年1月8日(水)
DVD-BOX1発売
vol.1-6 レンタル開始

2014年2月5日(水)
DVD-BOX2発売
vol.7-13 レンタル開始

詳細はコチラ↓↓↓
//video.foxjapan.com/tv/touch/


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