映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」ジョナ・ヒル初来日インタビュー[その1] 「映画の見どころは“ブッ飛びぶり”かな」

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本年度アカデミー賞の最有力候補の一つとされている話題の映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に出演する米俳優ジョナ・ヒルが、本作のプロモーションのため、レオナルド・ディカプリオ(主演・製作)とマーティン・スコセッシ(監督・製作)と共に初来日を果たした。

TVグルーヴは、本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされているジョナ・ヒルに単独インタビューを実施。見どころやお気に入りのシーンなど本作についてはもちろん、初来日の感想、二度目のアカデミー賞ノミネートの感想などについても語ってもらった。


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Q:　今回が初めての来日でしょうか?　日本の印象はいかがですか?

A:
初めてだよ。素晴らしい。日本の文化もアートもファッションもグルメも美学も大好きなので、それを実際に体験できて非常に興味深いよ。


Q:　どんな物を食べましたか?

A:
夕べ行った「田舎家」というレストランでは、食べ物をオール(巨大なヘラ)に乗せて出すんだ。


Q:　今回の映画は、破格のギャラでの出演だったそうですが、それでも一緒に映画作りをしたいと思わせるマーティン・スコセッシ監督の魅力とは?

A:
スコセッシ監督は、昔も今もぼくが一番好きなフィルムメーカーなんだ。一番好きなアーティスト。ぼく自身が映画の世界に入ったのも、彼の影響を受けたからなんだ。彼とただ出会うためだって何でもするのに、ましてや仕事をさせていただいて、彼のために演技をするなんて、すごいことなんだ。


Q:　今回、レオナルド・ディカプリオさんとは二回目の共演だったと思いますが、いかがでしたか?

A:
すごい人だと思ったよ。技術もすごいし、作品に対する敬意の持ち方もすごい。その全てが、ぼく自身も俳優として目指すものだ。



Q:　アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされていますが、自信のほどは?

A:
今回が二度目のノミネートになるけど、本当に身に余る光栄だと思ってる。アカデミーに認めてもらえるなんて、夢が叶ったとしか言いようがない。特に、アカデミー賞のその場に、監督やレオと一緒にいられるなんて、すごいことさ。


Q:　この映画はまだ日本では公開されていないので、その見どころなどを教えてもらえますか?

A:
見どころは、ブッ飛びぶりかな。ものすごいエネルギッシュで、容赦ないブッ飛びかたなんだ。この時代のこのタイプの人たちの生き様を、嘘偽りなく描いている。


>>インタビュー[その2] 「僕の映画キャリアのなかで一番誇りに思っているシーンはこの映画で撮られた」に続く



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■ ストーリー

貯金ゼロから26歳で年収49億円へ!栄光と豪遊の10年間の果てに男が見たのは、人生の天国か地獄か――?

ウォール街の投資銀行へ飛び込んだジョーダン・ベルフォート。学歴もコネも経験も無かったが、誰も思いつかない斬新なアイディアと、一瞬にして人の心を掴む話術で瞬く間に成り上がっていく。26歳で証券会社を設立、年収49億円を稼ぎ出し、常識を超えた金遣いで世間を驚かせた。すべてを手に入れ、“ウォール街のウルフ”と呼ばれた男にはしかし、ダイナミックな成功以上にセンセーショナルな破滅が待っていた――。


■ 公開情報

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
2014年1月31日(金) 全国ロードショー

監督:マーティン・スコセッシ
製作:マーティン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオ
原作:ジョーダン・ベルフォート著 「ウォール街狂乱日記-「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生」(早川書房刊)
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒー、マーゴット・ロビー、ジャン・デュジャルダン、ロブ・ライナー、ジョン・ファヴロー、カイル・チャンドラー
配給・宣伝:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
©2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
公式サイト //www.wolfofwallstreet.jp/