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【インタビュー】「アジアズ・ネクスト・トップ・モデル」日本代表のマリー、壮絶な経験をバネに美の頂点へ[その1]

2014年5月27日
日本代表のマリー日本代表のマリー
スーパーモデルのタイラ・バンクスがプロデュースする人気オーディション番組「アジアズ・ネクスト・トップ・モデル」。アジア各国から集まった16名のモデルの卵たちが、美の頂点を目指すべく南国マレーシアに集結。そんな猛者たちの中で日本代表として美のバトルを繰り広げるのが、セネガル人と日本人のハーフであるマリー(Marie)だ。バラエティー番組やアメリカのテレビドラマでも大活躍中の彼女に、本番組について伺うと共に、知られざる壮絶な過去についても聞いた。


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Q:熾烈な競争を勝ち抜いて、出場者の16名に選ばれた感想は?

「アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル」の事は知っていて、そのアジア版である「アジアズ・ネクスト・トップ・モデル」に出られると決まった時は嬉しい反面、自分がアジアのルックスではないために、日の丸を掲げた日本代表として出場して本当に大丈夫なのだろうか?という葛藤がありました。日本で生まれ育ったけれど、そういった思いは昔からあって……。でもこの番組に参加したことで、そんな思いも変わりました。同時に、自分の大きなアイデンティティーを見つけるきっかけにもなりました。


Q:オーディションを通して、よかったことは?

チャレンジ→撮影→審査の繰り返しで、本当に大変でしたね・・・。でも番組はマレーシアで撮影していて、マレーシアのリゾート地、コタキナバルや島にも行けたんです! エメラルドグリーンのキレイな海や、市街地は様々な宗教が入り混じった独特の建物や雰囲気が溢れていて、とても素敵でした。番組を見て頂くといろいろなマレーシアの魅力を堪能して頂けると思います。


Q:女同士のバトルも見どころになりますが、我慢することも多かったのでは?

かなり我慢しましたね~(笑)。番組でのイメージが後々ついて回るという事も理解していましたし、“ありのままの私でアグレッシブに行くわ”という人や“番組で変なイメージを作りたくない”という思いを抱える人もいました。その中で私は、日本人としての謙虚さを失ってはダメだと思って、日本人らしさを貫く気持ちで参加しました。




Q:一番辛かったことは何ですか?

ジャングルに泊まったことですね。参加者には事前にどんなことにチャレンジするのかが知らされないので、かなり驚きました。東京で生まれ育ったこともあり、明りのないジャングルに泊まるなんて初めての経験。歯ブラシもないし、着替えの服もない状態だったし、「これからご飯の時間です」と言われて、食事は山菜かと想像して楽しみにしていたら、20匹の幼虫が入ったザルを出されました。幼虫を「頭から食べてください」と言われたときは一番辛かったですね。


Q:そもそもマリーさんがモデルになろうと思ったきっかけは?

母がファッションデザイナーで、幼いころから生地やマネキンが身近にありましたが、モデル業に興味はありませんでした。でも日本で育っていくうちに、日本には黒人モデルがいないことに気づいたんです。小さい頃から肌の色が原因でイジメを受けていたこともあり、自分自身の中にある様々な葛藤をバネにして、日本で初めての黒人の血を持ったモデルになりたいと思うようになりました。モデルになる覚悟ができたのは、18歳くらい。イジメの経験もあり、人前に出るような仕事をするとは思っていなかったし、肌の色もコンプレックスでした。今の事務所の社長と出会って、背中を押してもらえたのが大きかったですね。


>> 「アジアズ・ネクスト・トップ・モデル」日本代表マリーのインタビュー[その2]



■ 放送情報

アジアズ・ネクスト・トップ・モデル シーズン2
FOXチャンネルにて 6/8(日) 21:00 スタート

放送日時:毎週(日)21:00-22:00

アジア発、憧れのスーパーモデルを目指す壮絶な女のバトル! 「アジアズ・ネクスト・トップ・モデル 2」6/8よりFOXチャンネルにて日本初放送スタート! 日本代表は東京ガールズ・コレクション出演モデル、マリー(2014年6月3日)
大人気オーディション番組「アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル」のアジア版「アジアズ・ネクスト・トップ・モデル」シーズン2が、6月8日(日)よりFOXチャンネルにて日本初放送となる。

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